企業の経営の状況をステークホルダーに説明するため、財務会計に基づく報告が必要です。昨今では、会計基準の国際化の潮流のもと、上場企業におけるIFRS(国際財務報告基準)の導入が進むとともに、日本の会計基準もIFRSにあわせて改訂がなされていく、いわゆるコンバージェンスが進んでいる状況です。
これらの新しい会計ルールを適用するにあたっては、新しいルールと現状の会計処理の差異を把握し、新しいルールに合わせた業務プロセス、会計システム、人員体制等の構築を行っていくことが必要となります。これらの影響は経理部門のみならず、マネジメントも含め全社的に及ぶため、一般的にはプロジェクトを立ち上げての対応となります。
プロジェクトを効率的に進め、成功に導くためには、会計ルールに加えて、プロジェクトの勘所を深く理解している専門家が必要となります。しかし、十分な経験を積んだ専門家の数は不足しており、そのリソースは大企業に集中しているため、中堅の企業には必要なサポートが十分になされていないという課題があります。
IFRS導入支援
当社には、大手監査法人において、IFRS導入の初期から10年超にわたり多くのプロジェクトをリードしたプロフェッショナルが在籍しております。プロジェクトを進めるにあたっては、「導入アプローチの設計」、「ゴールから逆算したプロジェクトスケジュール」、「部門を超えたコミュニケーションプラン」、「実務を見据えた方針決定」、「監査人の早期巻き込み」が成功のカギとなります。当社では、これらの豊富なノウハウを活かして、新しい会計ルールの導入プロジェクトの成功を支援します。